司法修習生が部屋探しで意識するべきポイントについて解説します!

司法修習生になるにあたり、修習地で部屋探しをする際にどのようなことに注意するべきかわからない方は多くいらっしゃるでしょう。
約1年の短い期間のみ配属先で生活する司法修習生の部屋探しには、気をつけるべきポイントがいくつか存在します。
そこで今回は、司法修習生が部屋探しの際に意識したいポイントを解説します。

□司法修習生の生活について

司法修習生は最高裁判所に採用されます。
そして、研修生と裁判期間補助員の中間的な立ち位置で法律を学びながら、1年間実務をこなします。
生活に関しては、朝9時頃に出勤し定時に仕事を終えることが一般的です。

居住地は、裁判所によって全国47都道府県のどこかに配属されます。
この配属先は、希望は出せるものの、修習地を自分で決められるわけではないことを理解しておきましょう。

金銭面としては、2017年に法律が改正されたことで司法修習生には一定の給与が与えられます。
また、1人暮らしをする方に対しては3万5000円を上限に住居手当も支給されます。
司法修習のために1人暮らしをする方は、住居手当をうまく活用すると良いでしょう。

□司法修習生が部屋探しの際に注意したいポイントとは

司法修習生が部屋探しの際に注意したいことは、主に立地と契約条件です。

まず、立地に関しては修習場所の近くに住むことが良いでしょう。
裁判所や検察庁といった修習場所に近いところに住むことで、毎日の通勤が楽になります。
地方の場合は、裁判所と検察庁は近くに位置していることが多いため、その両方に近い場所に住むことは比較的簡単です。
裁判所と検察庁が離れた場所にある場合は、その中間地点あたりに住むと良いでしょう。

多くの場合、裁判所の近くには司法修習生がよく住んでいる物件が存在します。
毎年多くの司法修習生の移動が発生しているため、物件を見つけることはそれほど困難ではないでしょう。

次に注意しておきたいことは、契約条件です。
司法修習生は1年程度で司法修習を終えて引っ越すことになるため、契約の際は1年契約を結ぶことが大切です。
2年契約の物件も多いため、間違えないようにしましょう。

また、初めて部屋を借りる場合は敷金と礼金にも注意が必要です。
敷金とは、部屋を出て行く際に修繕費用を差し引いて返還してもらえるお金です。

そして、礼金とは契約成立の礼として貸主に払うお金のことです。
近年では礼金がない物件も増えているため、可能な場合は礼金がない物件を選ぶとお金を節約できるでしょう。
また、契約の際には不動産会社に仲介手数料を支払う場合も多いことを把握しておきましょう。

□短期解約違約金とは

司法修習生が部屋探しの際に意識しておきたいことは、短期解約違約金です。
短期解約違約金とは、契約していた期間よりも短い期間で物件を解約する場合に発生する違約金のことで、ほとんどの賃貸借契約において設定されている契約条項の1つです。

その種類は一般的に、退去する期間によって3つに分けられています。
その期間は、6ヶ月未満・12ヶ月未満・24ヶ月未満で、退去の場合は賃料の1ヶ月分を支払うことが多いです。
また、期間を複合的に設定している場合もあり、6ヶ月未満の退去は賃料の2ヶ月分、12ヶ月未満の退去は賃料の1ヶ月分を払うことがあります。

短期解約違約金は、1年程度で引っ越すことの多い司法修習生はきちんと意識することが大切です。
司法修習生の生活の障害になる短期解約違約金が付いていない物件も存在するので安心しましょう。
短期解約違約金が付いていない物件は以下のようなものがあります。

1つ目は、この項目を外さなければ入居者が現れない物件です。
もともと入居者が現れにくい物件の場合は、短期解約違約金を設定してしまうとさらに入居者が現れにくくなってしまいます。
そのため、設定から違約金を外しているのです。

2つ目は、貸主が寛容である物件です。
貸主が寛容であり、入居者の事情を考慮してくれる方であれば、短期解約違約金を設定していない場合もあります。

3つ目は、敷金や礼金が高い場合です。
敷金や礼金が高い場合は、もし途中で退去する人が現れてもある程度の損失を補えるため、短期解約違約金を契約の項目から外すことがあります。

4つ目は、家賃が割高である物件です。
国土交通省が発表しているガイドラインの周知が進んだことで、近年では退去費用の全額を入居者に負担させることが厳しくなりつつあります。

そのため、短期解約違約金を設定しなくとも、ある程度のお金が貸主に入るように家賃が割高に設定されている物件が存在します。

□まとめ

今回は、司法修習生が部屋探しで意識すべきポイントや、短期解約違約金について解説しました。
立地はもちろん、短期解約違約金の項目を含めた契約条件についても意識して部屋探しをしましょう。
部屋探しに関して何かわからないことや気になることがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。