部屋探しをする際、最寄り駅からの距離や周りの治安などに比べて、部屋の広さは意外と軽視されがちです。
ただ、賃貸で一人暮らしを始める方にとっては、部屋の広さも重要項目のひとつです。
そこで今回は、一人暮らしに適した部屋の広さについて主に解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□部屋の広さを見る際のポイントとは
物件探しをする際に見る情報の中で、住戸全体の面積の単位は平米で統一されています。
また、個別の部屋の広さは「畳」という単位が用いられている場合が非常に多く、その計算が上手く出来ないと間取り図でのイメージと実際の空間の広さにギャップが生じます。
部屋の広さを見る際の1つ目のポイントは、物件全体の広さは「専有面積」の広さであるということです。
専有面積とは、マンションやアパートなどの集合住宅において、居住者だけが利用できる部屋の内部面積のことです。
部屋の内部のみの面積となるため、バルコニーのように外に出た部分や配管やメーターなどがあるスペース、床下収納やロフトなどは専有面積には含まれません。
そのため、ロフト付きの物件の場合、記載された広さ以上のスペースがあることになります。
2つ目のポイントは、1畳の広さの目安は1.62平米と考えることです。
「洋10」と書かれている部分は、10畳の広さの洋室なのですが、その10畳がどれくらいの広さなのかがいまいち想像しにくいですよね。
1畳とは畳1枚の大きさのことですが、関西地方で普及している京間という畳であれば約1.8平米、集合住宅で主に用いられる団地間という畳であれば約1.45平米と、同じ1畳でもいくらか差があり、畳数での広さ表記は誤解を生みかねません。
そのため、不動産公正取引協議会は「畳1枚当たりの広さは1.62平米以上の広さである」というルールを定めました。
ただし、実際に畳を敷き詰めるような和室でない限り、畳で表記された部屋の寸法の詳細はわからないため、現地にメジャーを持ち込んで広さを計測するしかありません。
間取り図だけを見て広さをイメージする場合、実際に部屋の採寸を行うまでは畳数はあくまでも目安にしておくのが賢明でしょう。
□一人暮らし用物件の平均的な広さとは
一人暮らしに必要と考える部屋の間取りは人によって異なります。
2部屋以上欲しいという人もいれば、ワンルームで十分だと感じる人もいるでしょう。
ただ、間取りは必ずしも部屋の広さを正確に表しているわけではありません。
2部屋以上あっても狭さを感じる住宅もありますし、ワンルームでも十分な広さがある住宅も多くあります。
そのため、部屋の広さを考える際は間取りだけを見るのではなく、専有面積もしっかり見ておきたいところです。
単身者向けの住宅の間取りでは、ワンルームや1Kが主流です。
しかし、同じワンルームや1Kの物件でも部屋の広さが大きく変わってきます。
20~25平米が、単身者用物件の平均的な広さだとされています。
ただし、専有面積は居住スペース以外に、トイレやバス、キッチン、洗面所なども含みます。
水回りの面積だけでも7~10平米ほどあるため、実際の居住スペースは水回りのスペースの広さ次第で狭くなります。
また、バストイレが別かどうかや、部屋とキッチンの位置関係なども居住スペースの広さに影響してきます。
□一人暮らしの部屋を広く使うためのコツとは
*収納スペースをチェックする
収納スペースは、部屋の広さに大きく影響を与えます。
間取り図上では同じ広さでも、収納スペースの有無で使い勝手や実際に生活できる空間の広さには差が出てくるので、しっかりチェックしておくようにしましょう。
また、玄関の靴箱や水回り付近の収納棚も、あるのとないのとでは暮らしやすさに大きな違いが生まれます。
*部屋の形状をチェックする
同じ専有面積であれば、長方形や正方形などのシンプルな形の部屋のほうが、部屋全体のレイアウトを考えやすくなります。
居室がやや変わった形だったり、太い柱や梁が出ていたりする場合は、内見時に細かく採寸をして、思いどおりの配置が実現できるかどうかシミュレーションしましょう。
購入前にシミュレーションをしておかないと、後に後悔することになりかねません。
*洗濯機置き場の配置に目を向ける
洗濯機は電気と水道を使用するため、あらかじめ設置場所が決められていることが多いです。
同じ専有面積であれば、室外に設置するほうが部屋を広く使えますが、「洗濯機が汚れたり、故障しやすい」「防犯対策がしづらい」といったデメリットも頭に入れたうえで配置を考えましょう。
□まとめ
今回は、一人暮らしに適した部屋の広さについて解説してきました。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
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