賃貸は、もとから様々な設備が備え付けられています。
中には、入居した段階で使い古されており、壊れてしまいそうな設備もあるのではないでしょうか。
今回は、備え付けのエアコンが故障してしまった際の対処法についてご紹介します。
修理費は誰が負担するのか、エアコンが動かない際はどうすれば良いかについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
□備え付けのエアコンが故障した場合に修理費を負担するのは誰?
賃貸にお住まいで、もとから備え付けられていたエアコンが故障した場合、エアコンの修理費を負担するのは賃貸のオーナーになります。
民法で、賃貸のオーナーは賃貸物の使用および収益に必要な修繕をしなければならないと定められているのです。
したがって、部屋に備え付けてあるエアコンが故障した際は、賃貸の大家さんまたは管理会社に連絡して交換、修繕してもらうようにしましょう。
ただし、部屋に備え付けてあるエアコンが故障しても修理、交換費用がオーナーの負担にならない場合もあります。
それは、入居者側の過失によってエアコンが故障した場合です。
誤って何かをぶつけて壊れてしまった場合や故意に破壊した場合は、入居者側が全額費用を負担しなければなりません。
□賃貸の備え付けのエアコンが故障した際にするべきこととは?
賃貸の備え付けのエアコンが故障した際にするべきことは4つあります。
1つ目は、リモコン側の不具合の確認です。
リモコンの不具合の具体的な事例は、「リモコンの電池切れ」と「リモコンの送信部分の不具合」の2つです。
まずはリモコンの電池を新しい電池に交換し、エアコンが作動するかを確認しましょう。
電池切れが原因でない場合は、リモコンから赤外線が正しく出ていない可能性が考えられます。
スマートフォンのカメラをリモコンの送信部分に向け、その状態でリモコンのボタンを押し、赤外線が正しく出ているかを画面で確認しましょう。
2つ目は、室外機周辺の不具合の確認です。
室外機周りに不具合が生じていると、エアコンが正常に作動しない場合があります。
具体的には、以下の3つを確認しましょう。
・室外機周りに障害物がないか
室外機の周りに障害物があると熱が上手く排出されないため、吹き出し口から風が出なくなる可能性があります。
・霜がついていないか
・室外機が直射日光にさらされていないか
3つ目は、霜降り運転中ではないかの確認です。
霜降り運転とは、室外機の周りについている霜を溶かすための動作です。
霜降り運転中はエアコンの室外機は停止しますが、故障しているわけではありません。
霜降り運転は基本的に15分程度で終了し、運転が再開されます。
30分以上待って運転が再開しない場合は、フィルターが詰まっている可能性を疑いましょう。
4つ目は、ブレーカーが落ちていないかの確認です。
エアコンのブレーカーは、その他の電気機器のコンセントとは異なり、独立したものである場合が多いです。
家の配電盤をチェックし、エアコンのブレーカーが落ちていないかを見てみましょう。
また、一度ブレーカーを落としてもう一度上げるとエアコンが作動する場合がありますので、試してみてください。
□エアコンの故障を予防する方法をご紹介!
エアコンの故障を予防する方法を3つご紹介します。
1つ目は、負担がかからないように使うことです。
エアコンに負担がかかる使い方には、以下のようなものがあります。
・暖房と冷房の急な入れ替え
・エアコンの温度設定を頻繁に変える
・電源のオンとオフを繰り返す
・室内温度とエアコンの設定温度の差が大きすぎる
特に多いのが、室内温度とエアコンの設定温度の差が大きすぎるケースです。
室内温度と設定温度の差が5度以内になるように心がけて使用しましょう。
2つ目は、慣らし運転をすることです。
エアコンは冬場や夏場にしか使用しないという方が多いのではないでしょうか。
実は、多くの家電が使用しない間に壊れやすくなっているのと同じように、エアコンも使用しない期間が長いと壊れやすくなってしまうのです。
特に故障の原因となりやすいのが、ホコリです。
月1回程度の頻度でエアコンを稼働させるようにすることをおすすめします。
3つ目は、定期的にメンテナンスを行うことです。
エアコンを使用している間でも、エアコンにホコリは溜まってしまいます。
室内の空気を吸い込む際に、ホコリやゴミも一緒に吸い込んでしまうためです。
これらの汚れが溜まるとエアコンに負担がかかってしまうため、定期的にフィルターを掃除する必要があります。
また、フィルターの掃除は節電にも繋がります。
冬場や夏場の高額な光熱費を抑える手段の1つにもなりますので、ぜひ掃除するようにしましょう。
□まとめ
今回は、賃貸の備え付けのエアコンが故障した場合に修理費を負担するのは誰か、エアコンが故障した際に確認するべきポイント、エアコンの故障を予防する方法についてご紹介しました。
エアコンが経年劣化によって故障した場合は賃貸のオーナーが修理費を負担しますが、入居者の過失によって故障した場合は全額入居者の自己負担になる可能性が大いにあります。
故障させないためにも、エアコンに負担がかからないような使い方を心掛けるようにしましょう。
